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sv 概要

sv は shelx の出力を取り込み、その出力から原子及びピーク位置を 画面及びプリンタに出力することを目的として開発されました。 主な機能は分子モデルの回転、拡大縮小、原子間距離の表示、 水素結合水素の位置の推定計算等となっています。 Shelx 以外でも、同様のフォーマットに変換することにより 読み取ることが可能です。

簡単に言ってしまえば、shelxlなどで解析途中の分子構造を 目で見て確認することができるということです。

サンプル画像1

sv は、解析中のデータに一切手を加えません。言いかえるならば、解析にあたり、使用者は SHELXL 等のデータファイルに関して明示的に自分で書き換えていくことが必要です。そのかわり、データファイルに手を加えませんので、このソフトウェアを使用することによって解析中のデータに予想外の変更を加えられてしまう心配はありませんので、安心して使用することができます。

このプログラムの目的は SHELX 等が出力するファイルを直接目視することが困難な座標データなどを見やすい形で表示し、変換することです。このプログラムを使ったからといって、出力される結果を全て取り込むわけではありません。SHELX の出力ファイル(*.lst)には、このプログラムを含む様々なソフトウェアが「解釈しない」情報がいろいろ出力されています。構造解析にあたっては、毎回とはいいませんが、解析の各ステップ、要所要所で出力ファイルをチェックしましょう。

このソフトウェアはマルチプラットフォームで動作します。MS-Windows (Windows95以降), MacOS X, Linux等各種UNIX系OSで使用することができます。(注: MS-DOS版は廃止しました)

サンプル画像1

現在、直接サポートしているデータ形式は以下のものです。

入力:

出力:


License

Shelx Viewer (sv) は フリーソフトウエア です。 受けとった人は無料で使用することができますが、著作権は放棄した わけではありません。使用規定、配布規定には従って下さい。

重要な点は以下の通り

その他、詳細は GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.0 に準じて取り扱って下さい。


SV に関する情報の入手

SV に関する情報の提供は http://eels.kuicr.kyoto-u.ac.jp/~tnemoto/sv/ で 行なっています。こちらをごらん下さい。

なお、異常動作、機能追加の希望等ありましたら報告をお願いします。 報告先は"tnemoto@eels.kuicr.kyoto-u.ac.jp" です。 こちらは、バグ情報および新版のプログラムに反映する予定です。


ユーザー登録のお願い

このプログラムを使う方はユーザー登録をお願い致します。 (特に義務というわけではありません。事情があって登録したくないという人は 無視して下さい) 登録された方には電子メールでバグ情報などをお知らせ致します。 別に利用料金を取るわけではありませんので、 組織で1人などといわず、お気軽に全員分登録して下さい。

ユーザー登録は必須ではありませんが、 よろしければ、使用者名、住所、連絡先などを tnemoto@eels.kuicr.kyoto-u.ac.jp までお送り下さい。作者からのバグ情報の連絡のためなどに使用させていただきます。

以下の項目を電子メールでお知らせ下さい。簡単で結構です。 宛先は "tnemoto@eels.kuicr.kyoto-u.ac.jp" です。