sv は shelx の出力を取り込み、その出力から原子及びピーク位置を 画面及びプリンタに出力することを目的として開発されました。 主な機能は分子モデルの回転、拡大縮小、原子間距離の表示、 水素結合水素の位置の推定計算等となっています。 Shelx 以外でも、同様のフォーマットに変換することにより 読み取ることが可能です。
簡単に言ってしまえば、shelxlなどで解析途中の分子構造を 目で見て確認することができるということです。
現在、直接サポートしているデータ形式は以下のものです。
入力:
- SHELX-76 / SHELXS-86 / SHELXL-93 / SHELXL-97
- CSD FDAT (Cambridge Structural Database)
出力:
- ORTEP II (Ortep-for-sun Format)
- ORTEP III
- Cavity
- ChemDraw/Chem3D (Connectivity List Format)
- CSD (FDAT Format, 不完全)
- PDB (RasMol で読み込めるレベル)
Shelx Viewer (sv) は フリーソフトウエア です。 受けとった人は無料で使用することができますが、著作権は放棄した わけではありません。使用規定、配布規定には従って下さい。
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その他、詳細は GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.0 に準じて取り扱って下さい。
SV に関する情報の提供は http://eels.kuicr.kyoto-u.ac.jp/~tnemoto/sv/index.html
で 行なっています。こちらをごらん下さい。
なお、異常動作、機能追加の希望等ありましたら報告をお願いします。 報告先は"tnemoto@eels.kuicr.kyoto-u.ac.jp" です。 こちらは、バグ情報および新版のプログラムに反映する予定です。
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